敷地内の土壌には多数の種子が含まれている。また、鳥や風などにより多数の種子が飛来する。これらの種子は条件が整えば発芽する。発芽後に草刈をするか除草剤を散布しないと生垣や庭木が覆われてそのうちに枯れてしまう。 次から次に多くの種類の野草が発芽するので月に1回は草刈が必要であり、除草剤を使ったとしても、大量の刈り取った草や枯れた草もかなりの量になる。 これらの労力を軽減するには草刈や除草剤散布のしにくい場所に防草シートを設置する必要がある。 およそ2,500m2の敷地のうち650m2に防草シートを設置すれば管理はかなり楽になる。防草シートを設置するには草や小石の撤去などの整地が必要で、これは大変な労力となるので計画的に進める必要がある。
「9 地被植物・低木」「10 生垣検討」の中から抜粋。
植樹計画