4 敷地内の樹木~常緑樹

樹木の見分け方~葉の付き方・形~性表現

管理区分

記号
:常緑
:落葉
:日向
:半日陰
:日陰
互生:互生
対生:対生
:地下茎

性別表記  両性花 雌雄異花同株どうしゅ(単性花) 雌雄異花異株いしゅ(単性花)


01 アオキ(青木)

02 アラカシ(粗樫)
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2024/04/18

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Photo-AC

 実が確認できていないのでまだ同定できない。

科属
種類
 ナラ科コナラ属
広葉樹
大きさ 樹高10~15m
互生 長さ7~12㎝で鋭い鋸歯
特徴 雌雄異花同株
 秋にドングリのなる木
日照耐陰性
増え方成長 イノシシ、シカ等大型哺乳類による土壌の攪乱、リス等の齧歯げっし類やカケス類による動物散布があるが、数は少ない。こぼれ種により親木のそばの実生が主である。
伐採
場所街道側東植込(W)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

03 イヌガヤ(犬榧)
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2023/10/13

写真

2023/10/13

科属
種類
 イチイ科イヌガヤ属
大きさ 樹高6~10m
互生 長さはイヌマキほどで幅が細い。
特徴 雌雄異花異株
 別名はヘビノキ、ヘダマ、ヒノキダマ、ヘボガヤなど。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(テンによる摂食が確認されている)
 成長は遅い。
伐採 切株に除草剤注入
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
写真

04 イヌマキ(犬槇)
05 キンモクセイ(金木犀)
06 ギンモクセイ(銀木犀)
07 クスドイゲ
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2023/03/27

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2023/11/30

 葉の付け根から棘が出ている。

科属
種類
 イイギリ科クスドイゲ属
大きさ 樹高3~5m
互生 長さ 3~8㎝、幅2~4㎝の長楕円状卵形。葉柄は0.2~0.5㎝。先端は尖り、基部はまるい。鋸歯がある。
特徴 雌雄異花異株
 幼木は葉柄のつけ根に長さ2~3㎝の鋭く固い棘がある。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
伐採 切株に除草剤注入
場所 時々いろいろな場所に芽吹く。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実

08 クスノキ(楠・樟)
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2023/10/24

 鹿児島市伊敷町大平田公園

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2023/09/15

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2023/03/20

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2023/03/20

 若葉は赤い。

科属
種類
 クスノキ科ニッケイ属
大きさ 樹高20~30m。ときに40mを超える大木もある。
互生 長さ5~12㎝、幅3~6㎝。表面には光沢があり、裏面は白。
 若葉は濃い赤色から次第に薄くなり最後に緑に変わる。
特徴両性花
 木材や葉から樟脳が採れる香木。
 葉は独特の香りがある。
 タブノキとの区別が難しい。
 低く育てるのが難しく大木になるので庭木には不向き。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
伐採 切り株に除草剤注入。
場所 神社境界(F)南、南西庭(K)
 他にも実生が数か所ある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

09 クロガネモチ(黒鉄黐)
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2023/06

 葉は対生

写真

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 実が確認できていない。

科属
種類
 モチノキ科モチノキ属
大きさ 樹高5~10m、まれに樹高20mに達する。
互生  長さ6~10㎝、幅 3~4㎝の楕円形。葉柄は1~2㎝で紫色を帯びることが多い。
特徴 雌雄異花異株
 雌木だけが流通しているようだが、かなり遠くから花粉が飛んでくるようである。
 春に新芽が出て、古い葉が一斉に落ちる。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
手入 剪定の必要はない。
場所 家屋西(S)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定

10 サカキ(榊)
マサキ ヒサカキ サカキの見分け方

11 サザンカ(山茶花)

一般的なサザンカ

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2023/12/13

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2023/12/13

カザハナニシキ(風花錦)

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2024/11/14

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2023/11/09

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2024/11/14

 花芽

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2023/11/09

 池田境界のカザハナニシキの幹。樹高7mほど。

科属
種類
 ツバキ科ツバキ属
広葉
大きさ 5~15m
互生 長さ3~6㎝、幅2~3㎝の長楕円形~卵状楕円形。葉柄は0.2~0.5㎝。 先端は鈍く尖り、少し窪むことが多い。ふちに鈍い鋸歯がある。
特徴両性花
 基本的な性質はツバキと似ているが、花期がツバキより早く、散るときに花びらが一枚づづ散る。サザンカの品種は300種を超える。
日照耐陰性
増え方成長 水流散布、動物散布
 花の後翌年に結実する。
手入
場所 カザハナニシキは台所東(P)に、ヤブツバキは北西庭(J)に数本ある。また、街道側生垣の南西側に利用されている。
花の時期にならないと同定できない。いくつか種類がある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

12 サツキ
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2024/04/09

旧花壇(M)祖父の盆栽を地植えしたもの。

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2024/05/02

車入口(C)正面

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2024/05/10

門~玄関(L)正面

科属
種類
 ツツジ科ツツジ属
大きさ 樹高50~150㎝
互生 細かい鋸歯がある。
 ツツジの葉は柔らかく、葉の裏に毛があり、サツキの葉は硬く光沢がある。
特徴両性花
 ツツジに比べ葉と花がやや小さい。
 日向が花付きが良い。
日照耐陰性
増え方成長
手入 剪定時期は6月下旬の花の直後
場所旧花壇(M)ほか
花の時期にならないと同定できない。いくつか種類がある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
花芽
剪定
写真
サツキとツツジの見分け方

13 サンゴジュ(珊瑚樹)
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2023/11/02

 葉は対生

写真

2023/03/07

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 新芽

写真

2024/04/18

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 若葉

写真

2024/04/18

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 若葉拡大

写真

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 実がなるのは雌株

科属
種類
 サンゴジュ(ガマズミ科)ガマズミ属
大きさ 樹高6~10m
対生 長さ7~20㎝、幅4~8㎝。
特徴 雌雄異花異株
 燃えにくい木なので、防火用の生垣によく使われる。
 白い花を付け実は赤く熟す。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布。成長速度が速い。
手入 年2回の選定が必要。
場所 旧花壇(M)の北側
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

14 シュロ(棕櫚・棕梠・椶櫚)
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2023/08/03

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 実がなるのは雌株

科属
種類
 ヤシ科シュロ属
大きさ 樹高10mほどになる。
特徴 雌雄異花異株
 シュロは小さく仕立て直すことができないので大きくなれば伐採以外に方法がない。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
伐採 繊維質の皮はチェーンソーやノコギリに引っかかって危険なので、丁寧にはがしてから切る。幹が重たいため約50㎝の間隔で少しずつ短く切る。  幹に除草剤を注入して試験中。
場所 街道側西植込(X)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
写真

15 シロダモ(白櫤)
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2023/09/15

写真

PicturAC

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 実がなるのは雌株

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2023/10/13

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2024/03/20

 裏面が著しく白い

科属
種類
 クスノキ科シロダモ属
大きさ 樹高10m〜15m程
互生
束生
輪生
 葉の裏が白く、葉脈がはっきりしていている。
束生:節と節が極端につまりたばになる。
輪生:。
特徴 雌雄異花異株
 10~11月に赤い果実と花が一緒につく。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
 成長が早く萌芽力もあり、刈り込みに強い。
伐採
場所 南西庭(K)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

16 センリョウ(千両)
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2023/07/07

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2023/08/18

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2023/10/10

 10月頃から実が色づき始める。

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2023/11/30

科属
種類
 センリョウ科センリョウ属
大きさ 樹高0.5~0.80m
互生 長さ5~17㎝。細長く、縁には荒い不規則な鋸歯がある。
特徴 雌雄異花同株または雌雄異花異株
 赤い実がなる。正月の縁起物。地下茎を横に伸ばし、そこから新しい枝を出す。  雌雄異花異株
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
手入 ほとんど剪定は必要無いが、株が蒸れるのを防ぐため、込み入った部分の枝は適度に間引く。また、3年以上たった枝は変色し、これ以上花や実をつけることが無いので3月に古い枝を切り落とす。
場所 玄関前(U)ほか数か所にある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
移植
写真

17 ソテツ(蘇鉄)
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2023/10/28

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2023/10/28

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2024/02/26

 ソテツの実(雌株)

科属
種類
 ソテツ科ソテツ属
大きさ 5mほどになる
特徴 雌雄異花異株
日照耐陰性
増え方成長 動物散布
年1〜4㎝
手入 剪定は水平よりも垂れている葉は、付け根部分で切り落とす。新芽の前の6月ごろに丸坊主にしても構わない。
場所 中央植込(V)に三本ある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
移植
写真

18 ソヨゴ(冬青)
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2023/08/18

 葉の周辺は波打つ。

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 果実は雌株のみ。

科属
種類
 モチノキ科モチノキ属
広葉樹
大きさ 樹高3~6m
互生 周辺が波打ち長さ4~7㎝
特徴 雌雄異花異株
 10mまで育つには何十年もの歳月が必要。雌株にしか果実が付かない。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)。
 成長は遅く年で10~15㎝ほど
手入11~12月に剪定をして風通しを良くする。
場所
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定

19 チャノキ(茶の木)
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2023/08/04

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科属
種類
 ツバキ科ツバキ属
大きさ 1.5m
互生 楕円形、細かい鋸歯がある。ツバキに比べると光沢が少なく薄い。
特徴 雌雄異花異株(日本では全て雌株)
 幹は根元より株立状となり弾力がある。
 花の後およそ1年後の秋に種子が熟し、地面に落ちる。
日照耐陰性
増え方成長 単為生殖によって種子を作る。
 自発散布、動物散布と考えられている。
手入
場所
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
新芽
花期
結実
剪定
写真

20 ツツジ
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2024/04/09

科属
種類
 ツツジ科ツツジ属
大きさ 3~4m
特徴両性花
 高くなると花付きが悪くなる。
 ツツジの葉は柔らかく、葉の裏に毛があり、サツキの葉は硬く光沢がある。
日照耐陰性日向が花付きが良い。
増え方成長 自発散布
手入 剪定時期は花の直後
場所 中央植込(V)
花の時期にならないと同定できない。いくつか種類がある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
 花芽
結実
剪定
写真
サツキとツツジの見分け方

21 ツバキ(椿)

※花の時期にならないと同定できないいくつか種類がある。

ヤブツバキ(藪椿)
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2024/01/17

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2023/10/28

スキヤワビスケ(数奇屋侘助)
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2023/11/23

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2024/01/17

サツマ
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2024/01/17

 門~玄関(L)の生垣の左。品種は特定できない。

タマノウラ
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2024/03/07

 街道側西植込(X)

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2024/02/26

 街道側西植込(X)

科属
種類
 ツバキ科ツバキ属
大きさ 最大で15m以上
互生 縁には鋸歯がある。 厚くて表面につやがあり、濃緑色で裏面はやや色が薄い。
特徴両性花
 サザンカは花びらが一枚一枚散り、ツバキは花ごと落ちる。
日照耐陰性
増え方成長 重力散布、動物散布
手入 4月から5月に剪定することで、咲いた椿の花を切ってしまうことなく、また6月ごろにつき始める花芽を切ってしまうこともない。
 移植は5月~梅雨半ばに植え替える。
場所 ワビスケ数寄屋は車入口(C)と玄関前(U)に2本。ヤブツバキは北西庭(J)に数本あり、実生も数本確認できる。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
新芽
結実
剪定
移植
写真

22 トウネズミモチ
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2024/04/25

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2024/04/25

 葉の裏からも葉脈がはっきりしているので、ネズミモチではなくトウネズミモチと判断する。

科属
種類
 モクセイ科 イボタノキ属
広葉樹
大きさ 樹高10~15m
対生  長さ5~10㎝ほど。表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡い緑色。縁にギザギザは無い。
特徴 陽樹のため開けた環境に侵入しやすい。
日照耐陰性
増え方成長 成長が早く大木になる。
伐採 切株に除草剤を注入。
場所
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

23 トキワマンサク(ベニバナ)

24 ナワシログミ
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2024/04/25

 葉の表面に銀色の点があり、独特の模様となっている

科属
種類
 グミ科グミ属
広葉樹
大きさ 樹高2〜3m
対生  長さ3~9㎝、幅2~5㎝の長楕円形
 表面は深緑色で、星状の毛が点々とあり、独特の模様となっている。
特徴 完熟していない実は渋み成分のタンニンが含まれている。
日照耐陰性
増え方成長
伐採 切株に除草剤を注入。
場所 街道側西植込(X)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

25 ナンテン(南天)

26 バクチノキ(博打の木)
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2023/10/20

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2023/10/28

 北側溝口邸との境界

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2023/11/23

 左は表、右は裏

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2023/11/23

 除草剤の注入処置しないと切株からすぐに芽吹く。

科属
種類
 バラ科サクラ属
大きさ 樹高10~15m
互生鋸歯きょしがあり、長さ10~20㎝、幅4~7㎝と大きい。
特徴 雌雄異花異株
 バクチノキは単幹で育つことが多いが、セイヨウバクチノキは株立ち状に育ち、樹皮は剥離しない。また、葉はバクチノキよりやや小さい。
日照耐陰性
増え方成長
伐採 早期に伐採する必要がある。切株に除草剤注入
場所 敷地内は伐採済み。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実

27 ハマヒサカキ(浜姫榊)

28 ヒサカキ(姫榊)
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2023/10/29

 マサキに比べて鋸歯は鋭い。

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2023/12/13

 実は熟すと青紫色になる。

マサキ ヒサカキ サカキの見分け方

29 ビワ(枇杷)
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2023/10/20

科属
種類
 バラ科ビワ属
大きさ 2〜5m最大10m
特徴 雌雄異花異株
 今年延びた枝に花芽が夏ごろにつく。
日照耐陰性
増え方成長 カラス、リス、ハクビシン、イノシシなどによる動物(鳥)散布。
 発芽率がは高い。
手入 大きくなりすぎないようにするには、11月~2月ごろの枝が伸びる前に短い枝を残しつつ調整する。
場所 旧車庫(N)境界側
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

30 ホソバヒイラギナンテン
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2024/04/18

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2024/04/18

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2024/04/24

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科属
種類
 メギ科メギ属
大きさ 1~2m
互生 長さ6~12㎝、幅1~2㎝
特徴両性花
茎は叢生そうせい(株立ちすることが多く、細くてあまり分枝しない)
日照耐陰性
増え方成長
手入
場所 街道側西植込(X)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

31 ボタンクサギ(牡丹臭木)
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2023/10/20

 池田邸との境界付近

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2023/10/28

科属
種類
 クマツヅラ科クサギ属
大きさ 樹高1~2m
特徴両性花
 開花は7~9月で花期は長い。
 茎葉に傷をつけると独特の臭い匂いがする。茎に独特の模様がある。
日照耐陰性
増え方成長 放置しているとこぼれ種で勝手に増殖する。また、地下茎でふえるため群生する。
伐採 切株に除草剤注入
場所 敷地の西側と北側に数多く芽吹いている。駆除に苦労する。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期

32 ホルトノキ(胆八樹)
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2023/10/29

写真

2023/09/15

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 長さ2㎝ほどの楕円形

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2023/10/20

 ひこばえ

写真

Photo-AC

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 紅葉した葉がところどころにある。

科属
種類
 ホルトノキ科ホルトノキ属
大きさ 樹高10~15m
互生 長さ5~12㎝、幅2~3.5㎝。低い鋸歯がまばらにある。
 鮮やかに紅葉している葉が1年中まばらにある。
特徴両性花
 西日本や沖縄に自生し、根の形に特徴がある。「ポルトガルの木」が転訛したもので、平賀源内による命名。実際はポルトガル原産ではなく、日本の在来種。鹿児島ではモガシと呼ばれる。熟した果実は黒紫色でオリーブに似ている。
 秋口には多くの実が落ちてくる。
日照耐陰性
増え方成長
手入
場所 北西庭(J)に大木がある。樹高10mほど
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
花芽
剪定
写真

33 マサキ(柾・正木)
マサキ ヒサカキ サカキの見分け方

34 マンリョウ(万両)

35 モチノキ
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2023/07/06

同定できていない。もう少し観察が必要。

科属
種類
 モチノキ科モチノキ属
大きさ 樹高6~10m
互生 長さ5~10㎝、幅2~3㎝ほど。若い葉には鋸歯きょしがでる場合がある。
特徴 雌雄異花異株
日照耐陰性
増え方成長 動物散布
駆手入 剪定は開花後の6月上旬から7月下旬。
 樹形が乱れた場合は12月にもう1回徒長枝を剪定。強い剪定にも耐える。
場所
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定

36 モッコク(木斛)
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2023/09/24

写真

2023/09/15

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 葉の付き方からモッコク

写真

2023/09/15

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 クロガネモチと異なり実は垂れ下がる。

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2023/10/28

科属
種類
 モッコク科モッコク属
大きさ 樹高5~10m、まれに樹高20mに達する。
互生 長さ4~7㎝、幅 1.5~2.5㎝の狭倒卵形~へら形。
 枝先にやや輪生状に集まってつく。
特徴 雄花を咲かせる雄株と両性花を咲かせる株がある。
 6月~7月ころに花を咲かせ、緑の実をつける。11~12月ごろ実が赤く熟す。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
手入 花期の直前の6~7月に剪定。
場所 家屋西(S)
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

37 ヤツデ(八手)
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2023/10/28

 街道側東植込(W)。イヌマキ下のヤツデ

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2023/10/28

 街道側東植込(W)。イヌマキ下のヤツデ

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2023/11/23

 街道側東植込(W)。この実を鳥が運んで、いたるところで芽吹く。

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2024/05/07

 台所東(P)。生命力が強く伐採しても1年で脇芽がここまで成長する。

科属
種類
 ウコギ科ヤツデ属
大きさ 樹高1.5m~3.0m以上
特徴 枝先に両性花、下部に雄花を咲かせる。
 地際から数本の茎を伸ばす。葉は深い切れ込みがある大きな掌状葉で、光沢がある。
日照耐陰性耐陰性があるが寒さに弱い。
増え方成長 動物散布(鳥)
手入 選定は2~3年ごとで良い。
 2~4月に伸びすぎた枝や幹を半分、または3分の1ほどで切り戻す。古くなった幹は、間引き剪定。不要な枝や幹は切り落とす。
 10~12月に:葉の枚数を減らす。新しい茎を3~5本ほど残す。古くなった葉や大きな葉を切り落とし、3枚ほどの若い葉を残す。
伐採 駆除する場合は切株に必ず除草剤を注入。
場所 敷地内のいたるところに実生がある。地図に示した一本(街道側東植込W)を除き駆除。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
剪定
写真

38 ヤブニッケイ
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2023/07/06

 葉は疑似対生で、微妙にずれがある。

科属
種類
 クスノキ科クスノキ属
大きさ 樹高20m、直径50㎝ほどになる高木。
互生  葉身は長さ7〜10cm、幅2〜5cmの長楕円形で、3脈が目立つ。
特徴両性花
 葉をちぎってもむとニッキやシナモンに似た香りがする。
日照耐陰性
増え方成長 動物散布(鳥)
 成長は早い。
伐採 伐採依頼
 切株に除草剤注入(実生)
 1m以内の樹高のものは手で引き抜ける。
場所 池田境界(A)と溝口境界(B)の境目。近くに実生がいくつかある。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
写真

39 ヤマモモ(山桃・楊梅)
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2023/10/28

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2023/10/28

 ひこばえ。葉が若いので鋸歯がある。

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PhotoAC

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2024/03/31C

 伊敷団地中央公園

科属
種類
 バラ科ヤマモモ属
大きさ 樹高5~20m
互生 長さ6~12㎝、幅 1.5~3㎝。
 若齢樹には鋸歯あるが、ユズリハにはない。 葉の柄は葉になだらかに続いて極めて短いが、ユズリハは葉柄が長くて2~4㎝ある。
特徴 雌雄異花異株のため、雄と雌との両株が近くにないと実がつかない。
 樹皮は灰褐色で表面にはポツポツと模様が入る。材は灰色っぽいクリーム色
日照耐陰性
増え方成長
手入
場所 南西庭(K)と街道側西植込(X)。樹高6mほどに剪定した。
 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3
花期
結実
写真

40 ラカンマキ(羅漢槙)

写真使用 CC license
 アオキ Wikimedia Commons
 アラカシWikimedia Commons
 アラカシPhoto-AC
 クロガネモチWikimedia Commons
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 シロダモPictureAC
 シュロWikimedia Commonss
 ソヨゴ*  Wikimedia Commonss
 チャノキWikimedia Commonss
 ホルトノキPhoto-AC
 ヤマモモPhotoAC

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