01 アスパラガス |
科属 種類 | ユリ科(キジカクシ科)クサスギカズラ属 多地 |
大きさ | 草丈最大150㎝ 樹冠の直径40~60㎝ |
特徴 | 収穫まで最低でも3年くらいかかる。 若芽が可食部分になる。 雌雄異花異株で花が咲いた後で実をつけるものが雌株。 |
日照耐陰性 | 半 |
増え方成長 | 種子で増える ほかにも地下茎の先端部に鱗芽を作り、同時に地下茎の外側に側芽を作りながら株を広げていく。 |
駆除 | **** |
場所 | 旧花壇(M) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ○ |
02 ウラジロ | 同 |
2023/06/30
科属 種類 | ウラジロ科 多地 |
大きさ | 高さ3mほどに成長することもある。 |
特徴 | 古くから吉祥植物として親しまれていてしめ飾りなどに使われる。大きな群落を作る。 |
日照耐陰性 | 半 |
増え方成長 | シダ植物は種はつくらず、胞子、根茎、塊茎の3つの繁殖器官で増える。地下茎(根茎、塊茎)で増えるため増殖力が強大。 |
駆除 | はびこり過ぎなので、特に道路側生垣、除草剤散布で一度駆除する。 |
場所 | 街道沿い東(D)生垣下、北西庭(J) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
新芽 | ○ | ○ |
03 カタバミ | 同 |
2023/08/18
2023/08/18
科属 種類 | カタバミ科 多 |
大きさ | 草丈10~30㎝ |
特徴 | 葉の形から漢字で「片喰」または「片葉三」と書く。繁殖力が非常に強く、根が地下深くまで伸びて枝分かれしている。 |
日照耐陰性 | 日半陰 |
増え方成長 | 種子は2~3mはじけ飛ぶ。 駆除がやっかいな雑草 |
駆除 | 結実前に除草剤散布。 |
場所 | 家屋南(T) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
結実 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※ムラサキカタバミ参照
04 ササ | 同 |
2023/07/09
2023/09/18
科属 種類 | イネ科タケ亜科 多地 | ||||||
大きさ | 草丈50㎝ほど 地下茎の幅は数mの小さな個体から数百mに及ぶ大きな個体まで存在する。 | ||||||
特徴 | タケとの間にははっきりした区別はないが、一般に丈が低く、茎が細いものを総称しササという。 秋から冬は、来年の新しい桿(竹の竿)を発生させるために地下部へ栄養を送り込む時期。 | ||||||
日照耐陰性 | 日半陰 | ||||||
増え方成長 | 地下茎を伸ばして殖え、群生する。 地下茎が残っていると再生する。 | ||||||
駆除 |
| ||||||
場所 | 北西庭(J)、畑Y) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
除草剤の散布 | ○ | ○ | ○ | |||||||||
除草剤の注入 | ○ | ○ | ○ | |||||||||
切り詰め駆除 | ○ | ○ | ○ | ○ |
※成長の初期、節に稈鞘とよばれる特殊な葉(タケノコの皮)をつける。 茎が伸びた後、この特殊な葉が落ちるものをタケ類、長く残っているものをササ類と呼ぶ。
05 サフランモドキ | 移同 |
2023/9/23
▶拡大科属 種類 | ヒガンバナ科タマスダレ属 多 |
大きさ | 草丈20~30㎝ |
特徴 | 別名:ゼフィランサス・カリナタ 6~10月が開花期であるが彼岸花と同時期に咲く。広く栽培されてきたが、暖地では野生化。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | 鱗茎(地下茎の一種)で分球して増えるがこぼれ種でも増える。 |
手入 | 常緑なので除草剤の影響を受ける。 鉢上げが必要 |
場所 | 家屋北(R) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
06 ショウキズイセン | 移同 |
科属 種類 | ヒガンバナ科ヒガンバナ属 宿 |
大きさ | 草丈40~70㎝ 葉身長30~60㎝ |
特徴 | 黄色彼岸花として多く見られる。 花が終わると茎は倒れ、枯れていく。その後葉が出る。 |
日照耐陰性 | 半 |
増え方成長 | ヒガンバナと異なり、分球以外に種子でも増える。 |
手入 | 球根を移植して周りを除草剤がかからないように防草シートで囲う。 6月~9月の花も葉も無い時期はグリホサート系除草剤の影響を受けない。 |
場所 | 北西庭(J)、南西庭(K)に点在 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ||||||||||
葉の展開 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
地下のみ活動 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
移植 | ○ | ○ | ○ |
07 スギナ | 同 |
写真:Wikimedia Commons
スギナは胞子で増えるが、胞子を作る部位をツクシと呼ぶ。春になると地下茎から発芽し、遠くまで胞子を飛ばす。
2023/10/15
ツクシの直後スギナが発芽する。胞子からの発芽より地下茎からの発芽が多い。
科属 種類 | トクサ科トクサ属 冬多地 |
大きさ | つくし15~20㎝ スギナ20~30㎝ |
特徴 | 地下茎から胞子茎(つくし)と栄養茎(葉)が出る。 つくしは3月から4月頃開花。地下茎は5℃から35℃の間で伸長するので、葉の無い冬場も伸長する。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | 繁殖力が強く地下茎をのばし、あちこちに伸びた地下茎や塊茎から新芽を出す。シダのなかまで胞子による生殖もする。 |
駆除 | 5月頃
10日おきにサンフーロン3回散布 濃度25倍:水7ℓ(42坪)280mℓ |
場所 | 草置場(H) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
つくし | ○ | ○ | ||||||||||
スギナ生育期間 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
08 ソクズ | 同 |
科属 種類 | スイカズラ科ニワトコ属 多地 |
大きさ | 100~150㎝。 |
特徴 | 茎の先に4㎜ほどの白い花を多数咲かせる。花びらは5枚に見えるが合弁花。 秋に結実するが結実率は低い。果実の直径は4㎜ほどで、熟すと朱色になる。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | 動物散布(鳥) 地下茎を横に伸ばしながら繁殖する。群生することもある。 |
駆除 | 茎の根元にG14サイズ(直径2.1㎜)の注射針で除草剤注入 |
場所 | 溝口境界(B) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
発芽 | ○ | ○ | ||||||||||
花期 | ○ | ○ | ○ |
09 タチツボスミレ | 移同 |
科属 種類 | スミレ科スミレ属 多 |
大きさ | 花期は草丈6~10㎝、花後は30㎝ほど |
特徴 | 日本を代表するスミレ 花は直径15~20mmの淡い空色あるいは紫色、花弁は5枚。 地域による個体変異が多い。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | 種子は蟻の好む脂肪酸などが主成分で、蟻により種子が散布される。 地上茎を出し、茎の葉の付け根からも花柄が出る。 |
駆除 | プランターに移植 |
場所 | 南西庭(K) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ○ |
10 タマリュウ | 移同 |
11 ツワブキ(石蕗) | 同 |
12 ドクダミ | 同 |
2023/07/09
科属 種類 | ドクダミ科ドクダミ属 多地 |
大きさ | 草丈15~30㎝ |
特徴 | デカノイルアセトアルデヒドやクエルシトリン、イソクエルシトリン、ミネラルなどの成分を含んでいて、利尿作用、便秘改善、炎症を抑える、血管を丈夫にするなどの効果がある。 |
日照耐陰性 | 日半陰 |
増え方成長 | 地下茎で増え、種子による繁殖はほとんど無い。地下茎はちぎれやすく取り除くのは困難。 |
駆除 | 定期的に除草剤散布 |
場所 | 台所東(P)、台所北(Q)、街道沿い東(D) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
開花 | ○ | ○ | ○ | |||||||||
地下茎発達 | ○ | ○ | ○ | |||||||||
除草剤の散布 | ○ |
13 ニワゼキショウ | 移同 |
科属 種類 | アヤメ科ニワゼキショウ属 夏多 |
大きさ | 草丈10~30㎝、花茎50~80㎝ |
特徴 | 北アメリカ原産の帰化植物で野生化し繁殖力は旺盛。 夏の暑さに弱いため、一年草として扱われる場合もある。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | |
手入 | |
場所 | 家屋西(S) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ |
14 ノビル | 移同 |
写真:Wikimedia Commons
2024/01/17
科属 種類 | ユリ科(ヒガンバナ科)ネギ属 夏多 |
大きさ | 草丈10~30㎝、花茎50~80㎝ |
特徴 | 葉は晩秋に出て冬を越し夏に枯れる。長さ20~30㎝幅3mmの線形。 地下に直径1~2㎝の白いネギ状の鱗茎を持つ。 臭いは小ネギやニラに似て食用になる。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | 主に分球で株が増える。 種子で増えることは少なく、茎の先端に多数のむかご(葉の付け根にできる球状の芽)ができて増える。 |
手入 | 一部プランターに移植 |
場所 | 旧車庫(N)付近と畑(Y) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
発芽(推定) | ○ | ○ | ||||||||||
花期 | ○ | ○ | ||||||||||
地下のみ活動 | ○ | ○ |
15 ハラン(葉蘭) | 整同 |
2023/12/13
科属 種類 | クサスギカズラ科ハラン属 多地 |
大きさ | 長さ30~65㎝の長楕円形 |
特徴 | 冬も枯れることはない。茎は地下茎で、地面の中を横に這って広がる頑健な植物。キジカクシ科に分類されることもある。 |
日照耐陰性 | 陰 |
増え方成長 | 地下茎から大きな葉が無数に出て密生した群落を作る。地下茎はちぎれやすく取り除くのは困難。 |
手入 | 必要な部分の根切りをして根止め板で囲う。他の部分は地下茎を掘り上げ、防草シートを敷く。 |
駆除 |
道路側の生垣下は全て駆除する。 グリホサート系除草剤が有効。 |
場所 | 家屋西(S)、街道沿い東(D) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ |
16 ヒガンバナ | 移同 |
2023/10/03
▶拡大2023/10/28
葉の長さは50㎝ほどになる。写真は20㎝ほど
科属 種類 | ヒガンバナ科ヒガンバナ属 多 |
大きさ | 草丈40~70㎝ 葉身長30~60㎝ |
特徴 | 花が終わると茎は倒れ、枯れていく。その後葉が出る。 6月~9月の花も葉も無い時期はグリホサート系除草剤の影響を受けない。 |
日照耐陰性 | 日半陰日向は開花が遅れる |
増え方成長 | 3倍体で種子を作らず分球で増える。 |
手入 | 球根を移植して周りを除草剤がかからないように防草シートで囲う。 |
場所 | 北西庭(J)、南西庭(K)に点在 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ||||||||||
葉の展開 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
地下のみ活動 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
移植 | ○ | ○ | ○ |
※見た目の違いはほとんどない「コヒガンバナ」と言う品種があり、こちらは2倍体で種子を作り、ヒガンバナより少し早く咲く。
17 ヒナゲシ(イングリッシュデージー) | 同 |
2024/04/18
科属 種類 | キク科 夏多 |
大きさ | 草丈20~50㎝ほど |
特徴 | ヨーロッパ西部に自生する原種 花の大きさは直径1.5㎝ほど 夏の暑さが苦手なため一年草として扱う。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | こぼれ種でよく増える。 |
手入 | 放任 |
場所 | 家屋西(S) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ | ○ |
18 ヒメクグ | 同 |
2023/08/18
科属 種類 | カヤツリグサ科ヒメクグ属 多地 |
大きさ | 草丈10~30㎝ |
特徴 | 横に長くのびる赤みを帯びた根茎を持つ。稈は直立し、高さ10〜25㎝。花茎の先に1つだけの球形の穂をつける。 |
日照耐陰性 | 日 |
増え方成長 | 種子で増えるほかに土の浅いところで地下茎と球根を増やす。 |
駆除 | 結実前に除草剤散布 |
場所 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
発芽 | ○ | ○ | ||||||||||
花期 | ○ | ○ | ○ | ○ |
19 ムラサキカタバミ | 同 |
科属 種類 | カタバミ科カタバミ属 多地 条件により常緑 |
大きさ | 高さ30㎝程度 |
特徴 | 要注意外来生物(環境省) 他の植物の間でも育ち、光を求めて背丈が伸びすぎる。どこにでも発芽して駆除困難。 |
日照耐陰性 | 日半 |
増え方成長 | 地下茎(鱗茎)を生やし、そこから更に小さな鱗茎(子鱗茎)をたくさん作し、増殖する。繁殖力が強い。種子は作らない。 |
駆除 | 常緑で晩秋でも生育する。見つけ次第除草剤散布。 |
場所 | 家屋北(R)、旧花壇(M) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
発芽 | 20℃ | |||||||||||
花期 | ○ | ○ | ○ |
20 メダケ(雌竹) | 同 |
科属 種類 | イネ科メダケ属 多地 | ||||
大きさ | 高さは2~8m、直径1~3㎝程度 節間は約15㎝。 | ||||
特徴 | 地下茎は根っこは地面の深さ10~15㎝程度のところにある。障害物があると1m以上潜っていく。 | ||||
日照耐陰性 | 日半陰 | ||||
増え方成長 | 地下茎が残っていると再生する。 | ||||
駆除 |
| ||||
場所 | 北西庭(J) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
除草剤の注入 | ○ | ○ | ○ | |||||||||
切り詰め駆除 | ○ | ○ | ○ | ○ |
※成長の初期、節に稈鞘とよばれる特殊な葉(タケノコの皮)をつける。 茎が伸びた後、この特殊な葉が落ちるものをタケ類、長く残っているものをササ類と呼ぶ。
21 ヤブミョウガ | 駆除 |
2023/07/06
葉は互生するが、偽茎の中ほどに7~8枚が集中しているため輪生しているように見える。
写真:PictureThis
ヤブミョウガの花。これに対し、ミョウガの花は株元の地面近くにタケノコ状の蕾をつけて数個咲く。
科属 種類 | ツユクサ科ヤブミョウガ属 多地 |
大きさ | 草丈50~100㎝ |
特徴 | 葉はミョウガに似ているが、緑色が濃く、表面ザラつく。 ミョウガのような香りや風味はなく、食用にならない。 |
日照耐陰性 | 半陰 |
増え方成長 | 種子のほか、地下茎を伸ばしても殖え、群生する。種子の散布はよくわかっていないが動物散布(鳥)と思われる。 |
駆除 | 結実前に除草剤散布 |
場所 | 旧車庫(N) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
花期 | ○ | ○ |
22 ヤブラン | 移同 |
23 ユリ |
科属 種類 | ユリ科ユリ属 多冬 |
大きさ | 草丈30~200㎝ |
特徴 | 九州南部から沖縄にかけて自生。 |
日照耐陰性 | 半 |
増え方成長 | 種子または球根を分球する。 |
手入 | 花が終わったら落ちる前に早めに摘み取る。 秋に葉が枯れてきたら、地際から茎を切り取る。 |
場所 | 南西庭(K) |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
発芽 | ○ | ○ | ||||||||||
花期(テッポウユリ) | ○ | ○ | ||||||||||
花期(カサブランカ) | ○ | ○ | ○ | |||||||||
花期(オニユリ) | ○ | ○ | ○ | |||||||||
花期(カノコユリ) | ○ | ○ |
※カノコユリは甑島原産で希少。絶滅危惧種。 移植に最適な時期は、初夏から秋口